育てたサクラマスを水揚げし、「オール富山」ます寿しに加工しました

6月11日(水)海洋科3年生の総合実習で、卵から育てたサクラマス(一部、薬業科作成の餌を使用)を水揚げし、ます寿しに加工しました。丹精込めて育てた2歳半のサクラマスは最も大きいもので1.3kg、50cmでした。ご指導くださったシェフの藤田さんからは、肉色や肉質に良い評価をいただきました。前半のクライマックスは締める瞬間です。生命に向き合い、最良の食材にするために一番集中する瞬間を見届けます。

後半では、射水産サクラマスを食材に仕立てるます寿し加工の一端を学びます。そして、滑川高校産サクラマスとにおいや肉質などの比較(官能検査)も行い、ます寿しづくりに進みます。中央農業高校のどじょう米を使用し、すべての食材が「オール富山」です。笹を開いた瞬間に大勢の生徒が拍手。生徒たちの多くが、地元愛、ます寿し愛を感じた実習でした。「寿司といえば、富山」をめざし私たち海洋科も頑張ります。