10月15日(水)に海洋科3年生の資源コース10名がダイビング実習で海域のウニを駆除する活動を行いました。
私たち海洋科では、地先の海を対象に毎年海藻類を増やす試みを続けています。その海藻類を食べるウニは、教科書などでは「磯焼け」現象などで紹介されていて、ウニを減らすことは海藻類を守ることにつながるとされています。(しかし、海で起きる現象は実際には複雑です。ウニにばかり責任を負わせ悪者扱いする論調には「はて?」と疑問を持つようにと私たちは教わります。)
この日は晴れていましたが、波浪やうねりが強い1日となりました。回収した海域は行事「日本海開き」を行った囲まれた場所のみでしたが、回収できたウニは計147個体でした(昨年度142個体)。
ダイビング資格を持つ生徒たちにとっては最後の潜水実習でした。厳しい環境でしたが、ひと仕事を終えた、やり遂げた顔で実習を終えました。資源コースはまたひとつ成長を感じることができました。
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