同窓会

同窓会長挨拶

 国巡り 山々見れば ふるさとの 越の立山 たぐい稀なり(山田孝雄 詠)kouki05

本校は大正2年(1913)町立滑川実科高等女学校として開校し、以後大正12年(1923)県立に移管。大正13年(1924)町立滑川商業学校創立。昭和3年(1928)県立に移管。昭和10年(1935)町立滑川薬業学校創立。これにすでにあった県立水産講習所が昭和16年(1941)県立水産学校となったことから、戦前中新川郡滑川町という人口2万人にも満たない小さな町に県立学校が3校、加えて町立といえども薬業専門学校があったことは驚くべきことです。我々の先人・先達の教育にかけるすさまじいまでのエネルギーには感嘆せざるを得ません。富山県庁正面玄関右手には「百年之計 莫如樹人」の石碑があり、百年の計として人材を育てることの重要性を説いています。
戦後になって、前述した学校に県立水橋商業学校などと統合され、新制県立滑川高等学校としてスタートしました。その後、平成22年(2010)高校再編により海洋高校と統合し、現在に至っています。このように本校ほど多岐多様な校歴をもつ高校は県内でも珍しいと思います。その間、本校は着実に発展し、今や同窓生は約3万7000人(水産高校・海洋高校含む)を数え、県下最大規模を誇っています。また、会員は、国内外各分野において活躍されておられることは本校の名誉であり、我々の誇りとするところです。
さて、人生は片道切符であり、往復のきかない一本道です。しかも青春は人生にとって一度しかありません。中でも青春の中心的舞台は学校生活であり、母校そのものです。多感なる高校生活を回顧するとき、追憶の中から懐かしい思い出が去来するし、時代時代の明暗と哀歓が彷彿として思い浮かんできます。そして、その一コマ一コマは、深い友情で結ばれた出会いと別れという青春の讃歌で鮮やかに蘇り、胸の熱くなるのを覚えます。
誰にも生まれ育った古里があり多感な青春時代を過ごした学び舎、母校があります。それは、故郷同様、人ぞれぞれの心の拠り所として生き続けているものと思います。その同窓生が年に一度会する機会が「総会・懇親会」です。開催日は毎年8月10日と決まっています。年齢や学んだ課程が違っても、同窓生としての心は一つです。1人でも多くのご参加をお待ち申し上げます。(令和7年8月)

富山県立滑川高等学校同窓会会長

 中屋 一博 [昭和41年卒]

校歌

 滑川高等学校 校歌

ピアノ伴奏(MP3)  ピアノ伴奏・歌唱(MP3)

 

滑川高等女学校

ピアノ伴奏(MP3)

 

滑川商業学校

ピアノ伴奏(MP3)

 

滑川薬業学校

 

水橋商業学校

 

海洋(水産)高等学校

 

また、上記の5校すべての校歌(歌詞)をPDFで見ることができます。


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↑ 滑川高校歴史資料館

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